女は空を支える › 2014年09月

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2014年09月30日

すぽっ、となるかのように、渦巻きはとれたようだ

みんなで最後の最後まで
ほのぼのと、日常的な
会話をした。

午後11時57分。
めまいがとてつもなくひどくなった。
何も見えなくなり、ただぐるぐる。
あれ?このめまいどこかで……
ついに主人公はあの世界を思い出す。

帰るのか……あの世界へ。

12時ぴったし。
俺は死んだ。
その世界では。
あの世界では生還した。
ボロイアパートだった。

これは夢だったのか。
そう、思っていたら、
となりに銀髪がいた。

体中水のように透け、
今にでも消えてしまいそうな。
幻覚?と思っていたら、
彼女は彼を抱きしめ、
一言さよなら、といった。

最後に、
いつまでも愛してる
いつまでも待っている、
私をワスレないでね。
と、いい残し、
ぬくもりも残さぬまま、
消えた。

その途端、体から何かが渦巻いた。
めまいもするが、それよりも
体の中がとにかくぐるぐるする。
これまでとは違う苦しさ。
何かを絞りとられているような。

足から始まったそのヴォルテックスは
上昇していき、2分後には頭までぐるぐると

すぽっ、となるかのように、渦巻きはとれたようだ。
しかし、とにかく体の中を絞られまくった。
体の中の底から何かが込みあがってきた。
そして、ついに、すべてを口、鼻と全身の毛穴から
噴出した。
血、とは言い難い色をした液体。
これまでの麻薬実験で変色したのか。
注射して入れるのもあったぐらいだし。

あのぬくもりが再び。
『あの世界』、あの楽しい世界
での思い出が鮮明に、きれいによみがえってきた。

楽しいことやつらいこと。
苦しい時や嬉しい時。

最初から最後までよみがえってきた。
走馬灯……ついに、俺はこの世界でも死ぬんだな。
彼はそう思った。

天国は意外とイメージとは違った。
ボロイアパートのままだった。
変色した血はそのまま。
まだ死んでないと彼は気づいた。

彼はだんだんと自分の記憶が消えていくことに気付いた。
そして、何があっても忘れないよう、
書き記した。
想い出を。  


Posted by onasorae at 16:36

2014年09月17日

友人でヤクザ辞めて脚の墨消す手術受けたやつ居る

今日スーパーで会計をしていた時のこと。

レジのおばちゃんがお金が入ってる引き出しを閉めたところ、

右手人さし指を思いっきり挟んだ。

相当痛かったみたいだったんだが、

おばちゃんは激痛に耐えながら

状況を客に理解してもらおうと思って

「ただ今痛いので少々お待ち下さい」

と右手をブンブン振りながら言った。

オイラがたまに買い物をするスーパーのレジ係は首から

笛を下げていたので?聞いてみたら非常時に吹くんだそうな。。

非常時? 泥棒?強盗?とか?

・・そうだ昔にG16の好きなAVで黒木なんとかが・・感じると笛を吹くのが・・ おっと余計な事を・・労災で思い出したけど、友人でヤクザ辞めて脚の墨消す手術受けたやつ居る。アレこそ「労災の対象にして欲しい」と思ったからねえ。

彫るより消す方がカネ掛かるんだし、こいつも「社会復帰の一種」なんで、余計な事を。  


Posted by onasorae at 15:39