女は空を支える

2015年11月30日

アップル、新iPhoneでイヤホン端子廃止 周辺機器の支配力を強化

今から17ヶ月前に筆者はこう予言した――「いずれiPhoneからイヤホン端子が無くなるだろう」。アップルがサードパーティー向け認証プログラム MFi (Made for iPhone)を更新し、iOS端末のライトニング端子に接続するヘッドフォンが登場するというニュースが流れた時に、そう思った。今後、数年のうちにアップル製品に接続するヘッドフォンは、従来のピンジャックではなく、ライトニング接続のものに置き換わるだろう、と。
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しかし、その変化は筆者の想像以上に早くやってきそうだ。ニュースサイト9to5Macが報じたところによると、次期iPhone 7でアップルはヘッドフォン端子を廃止するという。これにより、次期モデルはiPhone 6Sよりも1ミリ以上薄くなり、史上最も薄いiPhoneになる。

次期モデルに付属する純正イヤホンEarPodsはライトニング端子を用いて接続され、内部に極小のデジタル-アナログ変換コンバータが内蔵される。このことは、今後、ヘッドフォンメーカーらは従来のピンジャックに加え、ライトニングアダプターを同梱して発売する、もしくは、MFi 認証を取得し、ライトニング接続限定のヘッドフォンを発売する必要に迫られると推測できる。
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この動きはアップルの収益性を考えた場合、非常に妥当なものと思える。ライトニング端子を標準化することにより、アップルは周辺アクセサリーの支配権を完全に握ることになる。ここから生まれるライセンス収入は膨大なものになるだろう。さらに、iPhoneとデジタル接続するスマート・イヤホンやスマート・ヘッドフォンといった新たな製品カテゴリが生まれ、それに対応する新たなアプリも誕生するだろう。
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Posted by onasorae at 17:31Comments(0)